中小企業診断士 独学 「経済学・経済政策 対策」

中小企業診断士

こんにちは。Gonyです。

苦手(というより全く関わらずに生きてきた)「財務・会計」と「経済学・経済政策」

その中でも「経済学」については、今年の7月のお試し受験でも、勉強0時間ということも

ありますが、まーーーったく内容分かりませんでした。

そんな中、この半月勉強していく中で、手ごたえを感じられる様になってきたので、

その勉強方法をご紹介したいと思います。

何といってもオススメは石川秀樹”大”先生

当初「〇〇でも分かる経済学」的な本を図書館から片っ端から借りて、そこそこ量を

読んだのですが、いまいちわからない・・・自分、〇〇以下ですか…?と正直へこみました。

そんな中、改めて独学での経済学対策視点で、色々なサイトで情報収集をしたのですが、

必ず紹介しているのが、石川秀樹先生の「速習マクロ経済学」「速習ミクロ経済学」の

2冊でした。

藁にもすがる思いで、この2冊を購入して読み始めたところ・・・スルスル頭に入ってきます!

ポイントをご紹介しますね。




1.基礎の基礎「経済学とは?」からスタート

私のように、経済学に全く関わって来なかった人間から見ると「経済学」というのは非常

つかみどころが無い分野です。ほかの6科目は法律だったり、実際の技術内容だったりと

”実在”するものに対して、「経済学」は理論ですよね。そこが難しさというか、捉えどころの

無さを感じていました。

この私が難しいと感じている部分を石川先生のテキストでは、こう記載されております

「経済学」とは、現実の経済を分析する学問で、(中略)現実経済を観察し、

「仮定をおく」→「単純化したモデルを分析」→「結論を導く」→「現実妥当性の確認」

というサイクルで論じるもの

速習!マクロ経済学 「経済学とは?」石川秀樹著

最初はピンとこなかったのですが、勉強をしていくとなるほどーという感じでした。

色々なモデルの中で「単純化」、具体的には”〇〇の値は一定として”という言葉が出てきます。

現実世界では、色々な要素が絡み合っているわけですので、そこをあえて(大胆に)単純化

して、その仮定の中で、多方面から論ずる・そのモデル化を行っていくのが経済学なんだーと

分かって来てから非常にすんなり頭に入るようになってきました。

この部分をミクロ・マクロどちらの本でも時間をかけて説明してくれるので、導入の部分で

スムーズに経済学を勉強する頭に切り替わっていきます。ここが他の本とは大きく違いました。

2.グラフの読み方もしっかり基礎から

経済学が難しく感じるのひとつが「グラフ」ですよね。

もともとは理系大学(工学部)出身のわたしですが、普段は棒グラフや円グラフぐらいしか

関わりがなく、経済学に出てくる様な曲線や交点については、正直アレルギーがあります…。

でも、石川先生のテキストでは「経済学はグラフが命!」と避けて通る事ができないことを

教えてくれています。

そのため、中学生が習うレベルのグラフの説明を、7ページもさいて最初にしっかり解説

してくれておりますので、恐怖心を取り除きつつ、しっかり基礎固めができます

3.試験科目としての「経済学」講義

このテキストのオススメポイントの1つはこちらになります。

純粋に経済学を学びたいというよりかは、科目として「経済学」分野を出題範囲に含んで

いる試験に対しての各種試験対策を意識した経済学入門書という風に作られています。

「国家Ⅱ種」や「公認会計士」でも経済学は問われる内容であるので、「中小企業診断士」用

ではありませんが、口述する講義動画でも、「診断士試験ではここまで問われないですよー」等の

コメントもあり、効率的に学習することができます。

4.非常に分かりやすい講義動画

本日ご紹介した一番のポイントがこちらになります。

テキストに沿った形の講義動画がYoutubeで無料で閲覧可能です。

石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」第1回 経済学の思考パターン 1/2

ホワイトボードではなく、黒板というのがなんとも言えないなつかしさを感じる風景ですが、

講義内容はテキストに沿いながらも、ポイントポイントで分かりやすい説明を入れてい

ただけるので、テキストだけでは難しい部分もしっかり学べます。

また、1つのセクションでも動画は10分位づづで分かれているので、通勤途中等で何本か

閲覧するにはちょうど良い長さです.

(バックグラウンドで聞くためにもyoutube Rremiumがオススメ)

実践している勉強方法紹介

まだまだマクロ経済しか勉強していないですが、下記勉強法を実践しております

1.出題可能性がA・Bランクのセクションの動画を閲覧(分からなくても調べない)

2.その後テキストを読む

3.テキストで理解できなかった部分を再度動画閲覧、この3つだけです。

先日、経済学のマクロ経済範囲の過去問を数年分やってみたところ・・・8割強の正答率

でした(間違ったところも回答を見れば納得できるもの)

 

こういう感覚は久しぶりだったのですが、問題を読んでいくなかで、石川先生の講義動画

の場面が浮かび「あーあの部分の事だ」だったり、「これテキストで書いてあった」という

内容が多く、解いている最中も分かるうれしさでニヤニヤが止まらんという感じでした。

2週間前までは、グラフを見ただけで、鉛筆ころがした方が当たりそうと思っていた

自分からは大きく成長です。

まだまだ、全出題分野は勉強できていません、ここまでの成果の報告でした。

経済学が苦手と思われている方の参考になれば・・・。

石川秀樹先生には感謝しかありません。

理解できずに途中でやめた図書館の本も再度借りなおして読んだところ、分かるように

なっている!学びの喜び久しぶりに感じております。いつか直接お礼を言いたいです。。。

まずは合格しなきゃですね。

 

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