中小企業診断士 独学(2次試験対策)「春秋要約」のススメ

中小企業診断士

こんばんは。Gonyです。

まだ、1次試験も合格していない私ですが、診断士関連のTwitterでよく見られる「春秋要約」をはじめてみました。




「春秋要約(しゅんじゅうようやく)」とは?

「春秋要約」とは、日経新聞1面下部に毎日計算されている、500文字前後のコラム「春秋」

を読んで、40文字で自分なりに要約するという、文章トレーニングです。

中小企業診断士試験の2次試験は、事例企業が与件文として提示されておりその内容を解釈して

自分なりの提案をしていくのですが、その2次試験対策として勧められているものです。

この春秋要約は、中小企業診断士の鷺山さんが始めたものらしく、基本的なルールがあるとのこと。

詳しくは下記サイトをご参照下さい

ざっくり私なりにまとめると

1.要約は手書きで作成
2.段落ごとに要約する
3.(最初に)骨子を書く
4.主張を明確にする
5.因果関係、具体性を意識する

なかなか難しいですね。鷺山先生の添削講義に参加すると正しいやり方が学べるとは思うのですが、

まずは自己流で続けていきたいと思います。

春秋要約はどうやってやるの?

日経新聞を見るか、Webサイト(https://r.nikkei.com/opinion/shunju)でコラムを読みます。

要約をまとめて、文字カウントサイト等で40文字にまとまっているか確認して、

Twitterでハッシュタグ #sjyouyaku をつけてツイートします(簡単ですね)

今のところ毎朝ランニング前の準備体操しながら10分程度で投稿しています。

春秋

一度見たら忘れない。ムンクの「叫び」は間違いなく、そんな名画のひとつである。不安や恐怖、怯(おび)えが、画集からでも伝わってくる。絵には時空を超えて意味を伝える力がある。外国でデザインを駆使した標識や看板を見つけ、ホッとした経験がある方も多いだろう。

▼フィンランドで世界初となる「核のごみ」の施設が建設中だ。名は深い穴を意味するオンカロ。完成の暁には10万年間は人が近づかないようにし、放射能がただ鎮まるのを待つ。未来への警告に言語は通じない。威嚇する壁や尖(とが)った風景、ムンクの絵の力を借りる案も検討された(記録映画「100000年後の安全」)。

▼果たして「日本のオンカロ」は進むか。北海道寿都(すっつ)町が原発からでる高レベル廃棄物の処分場に意欲を示す。先月表沙汰になると、周りの自治体や道知事は猛反発である。片岡春雄町長は「パンドラの箱」を引き合いに出し理解を求めるが、箱があいて禍(わざわい)では元も子もない。人口2900人、有数の強風地帯は荒れ模様だ。

▼そう言えば、「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年の大阪万博では、会場に原発からの電気が届き大いに沸いた。あれから半世紀、原子力の燃え残りに目を背け続けるわけにはいかない。前述の映画で神学者は語る。「未来の世代を傷つけないようにする責務がある」と。寿都の騒動を我が身のことと考えたい。

2020年9月10日 日本経済新聞「春秋」より

これを私が春秋要約すると…

どうでしょうか?ハッシュタグで検索すると、ほかの方の要約も見ることができ、

なるほどなーそういうやり方もあるんだーと気付き多いです。

自分の頭の中を文章化するのは比較的容易ですが、他人が書いた文をまとめる作業は

ポイントがずれると全く違うものになってしまうので、訓練が必要です。

1日10分程度の頭の体操、しばらく続けてみたいと思います。

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